ワシントン州チェラン郡でハントウバクテリウスに感染した人が確認されました.チェラン・ダウグラス保健局(CDHD)によると,感染した人物は「シン・ノーマルウイルス(SNV)型」のハントウバクテリウスに感染しているとされています.この症例は,MVホンディウスクルーズ船で確認された症例とは関係ありません.船内での症例は「アンドスウイルス型」のハントウバクテリウスであり,シン・ノーマルウイルスは人から人へと広がりません.現時点では,個人や家族のプライバシーを保護するため,詳細な情報は限られています.保健局は,「暴露はおそらく自宅周辺で,ネズミが確認された場所で起こった可能性が高い」と述べています.また,地域の住民には,特に春の掃除や,ネズミがいる可能性のある閉鎖空間に入ることを避けるよう注意を呼びかけています.
ハントウバクテリウス肺炎症(HPS)は,感染したネズミやその糞,尿,唾液に接触することで発症します.ウイルス粒子が空気中に飛散し,呼吸によって体内に入ることで感染します.特に,船室やキャブ,倉庫,不用品置き場,地下室などのネズミがいた閉鎖空間での掃除時に感染リスクが高まります.「ハントウバクテリウス感染はまれですが,深刻な症状を引き起こすことがあります.ワシントン州の北中部の郡では,年に1〜5例程度の症例が報告されています.このウイルスは州内全域で見られます」と,CDHDの公衆衛生責任者であるジェームズ・ウォールス博士は語っています.
症状は,暴露後1〜8週間で現れ,初期にはインフルエンザに似た症状が見られます.初期症状には,発熱,頭痛,筋肉痛,倦怠感などが含まれます.後期症状には,呼吸困難,咳,胸痛,意識障害などが見られることがあります.
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