シアトル市内のフィニーニー・リッジに位置する混合所得マンション「ネスト」が竣工し,祝賀式典としてリボンカットが行われました.この開発により,シアトルで最も人気のある地域の一つであるフィニーニー・リッジに住宅所有機会が30戸生まれ,そのうち19戸は永久に低所得向けの住宅,11戸は市場価格の住宅となります.ネストは,シアトル市の公共施設であったかつてのシアトル・シティ・ライトの敷地を活用し,Homestead Community Land Trustが開発した2つ目のコンドミニアムプロジェクトです.この開発は,公共土地や公共投資を通じて,高コスト地域での長期的な住宅所有機会を創出するモデルとして注目されています.ネストには1~3寝室の住宅,屋上コミュニティスペースが設けられ,すべて電気のみで運転する化石燃料を一切使用しない建設スタイルが採用されています.住宅には熱ポンプや誘導レンジ,現代的な建築システムが導入され,環境への負荷を減らしながら運用コストも抑える工夫がされています.また,環境に優しい材料や,バイオベースのPVCフリーのフローリングが使用され,生産から廃棄に至るまで炭素中立を実現する認証を受けた建材が用いられています.この開発は,シアトル市が永久に低所得向け住宅として提供するための敷地を譲渡することで可能となりました.
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