ワシントン州出身のマーリー・グリューセンカム・ペレズ下院議員が提出した修正案により,ドナルド・トランプ大統領が提案した化学安全監督機関(CSB)の資金削減案が見直されることになりました.この機関は,ロングビューにある紙メーカーの化学物質漏れ事故を調査しています.議員は,下院歳出委員会がその修正案を採択し,CSBに5000万ドル以上の資金を追加することで,機関の運営を維持することができると述べました.
CSBは先週,ロングビューのニッポン・ダイナウェイ・パッケージング工場で90万ガロンの白液が破裂し,11人の労働者が死亡,複数が負傷した事故を調査を開始しました.工場は現在も閉鎖状態で,現場の清掃作業が続いています.白液は紙製造プロセスで木片を分解するために使用される強アルカリ性の化学物質で,漂白剤と同等のアルカリ度を持っています.
事故の原因については当局がまだ明らかにしていませんが,CSBの調査は複数の捜査の一つとなっています.グリューセンカム・ペレズ議員は,「家族や労働者たちは真実を求めています.彼らは『ここでは何が起きたのか』を知りたいし,将来は誰かが彼らの安全を守ってくれることを望んでいます.CSBはその重要な役割を果たしており,適切な資源を確保する必要があります」と語りました.
トランプ大統領の2027年度予算案ではCSBの資金を打ち切る案が提案されており,これも過去に何度か行われたものです.2026年度予算でも同様の案が提示されていました.しかし,下院の2026年度予算案ではCSBに820万ドルの資金が計上されましたが,上院がその額を1400万ドルに引き上げました.グリューセンカム・ペレズ議員の修正案により,CSBの予算は今後の予算で1400万ドルのまま維持されます.
2027年度予算案は4月上旬に発表され,ロングビューの事故よりも前のものです.しかしCSBの記録によると,今年はすでに3件の調査を終え,2件は進行中で,ニッポン・ダイナウェイを除く5件のうち4件は死亡事故となっています.CSB自身が提出した2027年度予算要請書によると,トランプ大統領の資金削減案は「政府の機能を簡素化するための行政の計画の一環」とされています.
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