ペットフード混入,猫死亡で808万ドル賠償

2026/05/26 06:10

ペットフード混入猫死亡で808万ドル賠償

オレゴン州ポートランド在住の男性が,ペットフードに鳥インフルエンザが混入し,猫が死亡したことを契機に損害賠償を獲得しました.裁判所は,ティム・ハーソン氏が4歳の猫キラを飼い,その猫が生肉の鶏肉を含むペットフードを摂取し,鳥インフルエンザに感染して死亡したことを受け,損害賠償を命じました.裁判所は,ハーソン氏が2日間の審理の結果,約80の800万ドルの懲罰的損害賠償をウィルドコスティペットフーズ社に命じました.

ハーソン氏は2025年3月18日に,ワシントン州オリンピアに本社を置くウィルドコスティペットフーズ社を告訴しました.2024年初頭,ハーソン氏は4歳のキラに同社製の生肉鶏肉を含むペットフードを食べさせ,猫が病気になり,鳥インフルエンザの検出結果が出ました.訴状では,同社がその食品を健康で安全だと宣伝し,鳥インフルエンザのリスクを警告していなかったと指摘されました.

また,キラはドーベル・リーブス動物病院で治療を受けても回復しなかったため,安楽死させられました.ハーソン氏の弁護士は,同社が生肉の猫用食品の検査を行っていなかったことを主張しました.弁護のマイケル・フルラー氏は,被告がカリフォルニア州とワシントン州の鳥インフルエンザの発生率が高い地域から鶏肉を調達していることを隠していたと指摘しました.また,猫は生肉の鶏肉に含まれるH5鳥インフルエンザウイルスに特に敏感であると述べました.

裁判所は,会社に数百万ドルの損害賠償を命じましたが,ハーソン氏はその大部分をオレゴン州に支払う予定です.ハーソン氏は,「メーカーに対して責任を問うことが主目的で,ペットがこのような状況に陥らないようにしたいという思いが私の主な目的です」と語りました.ウィルドコスティペットフーズ社の弁護士はコメントを控えています.

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