灰鯨母子,ワシントン海岸で確認

2026/05/05 17:58

灰鯨母子ワシントン海岸で確認

シアトル – 西海岸で北へ移動する灰鯨の状態に改善の兆しが見られる可能性がある.ここ数週間,海岸沿いでは体が痩せたり,場合によっては痩せすぎたりした個体が確認され,ワシントン州では栄養不足により岸に上がった個体も報告されていた.しかし,先週,NOAAフィッシャー庁の調査チームがワシントン州北部海岸で北へ移動する灰鯨の母子を初めて確認し,その姿を撮影した.母は健康状態が良好に見え,子は「特に太っており,元気で活発だった」と記録されている.NOAAのサウスウェストフィッシャー科学センターは,この春に北へ移動する母子の数を数え,今年夏に結果を発表する予定である.一方,NO,アラスカフィッシャー科学センターの海洋哺乳類研究室の研究者たちは,ワイラパ湾からワシントン州の北端にかけて観察し,灰鯨の移動が遅れている可能性があると報告した.彼らは,母子以外に移動中の個体は確認できなかった.しかし,約20頭の餌を食べている灰鯨を観察し,それらは活発で,先週の海岸沿いに見られた個体よりも状態が良いと評価した.灰鯨は,底の泥を口いっぱいに含んで,甲殻類や軟体動物を濾過して餌を取る.その際,水に泥の雲を残す.研究者たちは,写真による個体識別を用いて,これらの鯨が北へ向かう途中で餌を取っているのか,それとも太平洋岸の餌場にいる太平洋岸餌場群の個体なのかを確認する計画である.

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