シアトル、パイクプレイスマーケットで交通制限バリア検討

2026/02/12 18:53

シアトルがパイクプレイスマーケットで車両交通を制限する新規バリア設置を検討

フィフアワールドカップの開催に伴う観光客の増加に対応するため、シアトル市はパイクプレイスマーケット周辺で車両の流入を制限する新たな一時的バリア設置を進めています。市交通局(SDOT)は4月から追加の移動式バリアを設置する予定で、市場を「安全かつ人々に優しい空間」に保つための戦略の一環です。4月の設置開始に伴い、市と市場スタッフが観光客の流入対応を検証する作業を進めます。この取り組みは2025年のパイロットプログラムの継続で、移動式バリアによる交通制限を実施しています。

SDOTのラドクリフ・ダカナイ氏は「車両が市場内に侵入しないよう、歩行者の安全を最優先に考える姿勢を示したい」と強調。提案される戦略には衝突耐性を持つ移動式バリア、コンクリート製プランター、固定ポストの設置が含まれ、市場の歴史的トラックを活用した交通管制も継続されます。パイクストリートとファーストアベニューの管理アクセスは通常午前10時から午後4時ですが、特別イベントには調整されます。完全な道路閉鎖は警察や消防との協議を経て検討中で、ワールドカップ試合や記念日週末などに限定される可能性が高いとされています。

エンジニアリング・デザインマネージャーのマット・ビーライユ氏は「現時点の設計はワールドカップへの準備に特化しており、7月を境に長期的な解決策について議論を進める予定です」と述べ、「共有された街路、閉鎖された街路ではなく」と語り、歴史的調和を保つプランターの使用を重視していますが、大会までの時間的制約を考慮しています。設置されるプランターはフォークリフトやリフトゲートトラックで撤去可能で、緊急時のアクセスを確保します。SDOTは都市貨物ラボや業者と連携し、配達スケジュールや貨物ニーズを理解するための研究を進めています。

市民からの意見では、市場が永久的に車両から隔離されるべきだという声や、歴史的景観への影響を考慮した長期的な解決策の必要性が浮き彫りになりました。特に、グムウォールなどの混雑区域で低速でも車両の危険性が指摘されました。市は4月に設置する計画のバリアは一時的なものとし、夏の高交通期間でのフィードバックを収集しながら最適な対応を探る方針です。

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