FDAがエピペンに代わる点鼻薬を承認…
米食品医薬品局は、重度のアレルギー反応を起こす人のためにエピペンに代わる新しい点鼻薬を承認した。
ワシントン・ポスト紙が報じたところによれば、この薬は「ネフィ」と呼ばれるエピネフリン・スプレーで、食物、薬、虫刺されなどに対するアナフィラキシーと呼ばれる重篤なアレルギー反応を止めるのに役立つ。
片方の鼻孔にスプレーするだけである。スプレーを使用する際、呼吸をしている必要はない。鼻粘膜から吸収される、とUSAトゥデイ紙は報じている。
従来、アナフィラキシーを止めるにはエピペンのような自動注射器が使用されてきたが、注射針に対する恐怖心から使用をためらう人もいる。その恐怖が治療を遅らせたり、妨げたりするのだ。
FDAがエピペンに代わる点鼻薬を承認
「Neffyを開発したARS Pharmaceuticals社の最高経営責任者であるリチャード・ローウェンタール氏は、ポスト紙に次のように語っている。
USAトゥデイ紙によれば、「針のない装置は、針を使う注射の恐怖を取り除き、使いやすくなるかもしれない」と、喘息・アレルギー財団のキャシー・プリジワラ地域副会長は語った。「これは、生命を脅かすアレルギーを管理する人々の信頼を高めるかもしれない。
FDAがエピペンに代わる点鼻薬を承認
Neffyは1回使い切りの2個入りである。保険に加入している人は、クーポンを追加すると1回25ドルになる。現金で支払う場合は199ドルになる、とワシントン・ポスト紙は報じている。
FDAは昨年、ARS社にこの薬に関するさらなる研究を求めていた。結局、認可は下りなかった。
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