デュヴァル発 – 西部ワシントン州の複数の地域で、今週半ばまでに深刻な洪水が発生する可能性があります。イーストサイド・ファイア&レスキューのデュヴァル担当バタローンのチーフ、ジャスティン・ウォーカー氏は、この気象現象に備え、救助隊が対応準備を進めていると発表しました。
月曜日の夜は激しい雨が降り、道路には水たまりができ、夜間の視界が悪化しました。また、地元の河川も氾濫の危険度が増しています。特に、カーネーション近郊のスノコルミー川とトルト川は、現在洪水注意報が出ています。
トルト川では月曜日に中程度の洪水が発生する可能性があり、スノコルミー川では主要な洪水に見舞われると予想され、カーネーション近郊では火曜日に水位がほぼ60フィートまで上昇する可能性があります。ウォーカー氏は「ピークは明日午前10時頃に到来し、午後4時まで続くでしょう。水曜日に一時的に落ち着きが見られ、木曜日に再びピークを迎えます」と説明しています。
イーストサイド・ファイア&レスキューは、技術者とオペレーターを乗せた救助ボートを配備し、水難事故に備えています。このボートはデュヴァルに配置され、川の障害物除去にも対応可能です。また、カヤックも搭載されており、救助活動の幅を広げます。提携機関であるフォールシティもボートを配備し、レドモンド・ファイアとも連携しています。加えて、谷内(バレー)に救急隊を配置し、ALS(高度救命処置)サービスの迅速な提供体制を整えています。
また、強風による倒木も懸念されています。以前、倒木によって死亡者も出ており、救助隊は対応にあたっています。救助資材は十分に準備されていますが、ウォーカー氏は住民に対し安全を呼びかけ、洪水水に近づかないよう注意を促しています。「わずか6インチの水でも歩行者を押し流し、12インチの水では車や小型SUV、軽トラックまでも流されてしまう危険があります」と強調しています。
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