シアトル発 – ピュージェット・サウンド地域を襲った大雨の影響で、西部ワシントン州全体で河川の氾濫が発生し、広範囲で洪水注意報が発令されています。火曜日の夜には再び強風が予想され、地域住民に警戒を呼びかけています。
今回の雨は「大気河川(アトモスフェリック・リバー)」と呼ばれる現象によるもので、大量の水蒸気を運び込み、記録的な降雨をもたらしました。これにより、スノホミッシュ川やスカジット川をはじめとする主要河川が氾濫水位に達し、一部地域では過去最高水位を更新する可能性もあります。
ワシントン州運輸局(WSDOT)は、タコマ・ナローズ橋付近の州道16号線で強風注意報を出し、交通への影響も確認されています。複数の学区では、水曜日の朝に遅刻措置が講じられました。
エバレット動物保護施設は、スノホミッシュ川の水位上昇に伴う洪水リスクが高まっているため、本日中に動物たちを里親の元に移送する計画です。今後の降雨により、火曜日夜から水曜日にかけて、さらなる記録的な洪水が発生するおそれがあります。
強風注意報は水曜日午後10時まで有効で、突風による倒木や停電に注意が必要です。月曜日の雨で地盤が緩んでいるため、道路の浸水、地滑り、土砂の流出にも警戒してください。
シアトル市内では、ダウンタウンで高齢女性が襲われ、逮捕者が現れました。また、リーベンワースではチャーターバスが故障し、利用者が立ち往生する事態となりました。さらに、26年前に誘拐されたタコマの幼児を偲び、家族が寄付活動を行っています。
ワシントン州フェリーの老朽化対策として、艦隊の一部を廃止し、新たな所有者を探す取り組みが進められています。
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