ワシントン州の公共安全当局は、記録的な大雨による浸水路での運転を避けるよう、ドライバーに対し強く呼びかけています。わずかな水深でも車両が浮き上がり、流出する危険性があるため、十分な注意が必要です。
特に、グリーン川に近いオバーン東部では、道路の閉鎖標識を無視して浸水路を通過しようとしたドライバーの救出が発生しました。このドライバーは、約90センチの水深のある場所で約1時間の間、立ち往生しました。
当局は、安全スローガン「引き返す、溺死しない」を改めて強調し、道路の閉鎖や避難指示には絶対に従うよう呼びかけています。車両が水没した際に溺死する事故が多発していることを念頭に置いてください。
気象予報士によると、ドライバーは水深を過小評価する傾向があるとのことです。わずか15センチの水深でも車両のトラクションを失う可能性があり、特に車高の低い車ではエンジンが水没する危険性もあります。約30センチの水深では、車両が道路から浮き上がってしまうこともあります。
流れる水深90センチであれば、ピックアップトラックやSUVといった大型車両でも押し流される力があります。
今回の警告は、地域の安全確保を最優先に行われています。ワシントン州では、今後、賃上げや高級車税、プラスチックバッグ料金の値上げといった変更が2026年に施行される予定です。（※これは、洪水対策とは別の情報です。）
「グリーン川」は、オバーン東部地域を流れる主要な川です。地域によっては、「浸水路」を「冠水路」と表現することもありますが、意味は同じです。
Twitterの共有: 当局、洪水による浸水路への進入を警告：車両転倒・流出に厳重警戒を
