宇宙飛行士の睡眠支援,メラトニン検査開発

2026/05/11 17:50

宇宙飛行士の睡眠支援メラトニン検査開発

ワシントン州プルマン市 – 宇宙では太陽の光によって昼夜が区切られず,宇宙飛行士が自然な睡眠リズムに合わせるのが困難となっています.ワシントン州立大学(WSU)が開発した新しい検査は,宇宙飛行士が自身の体が眠りたい時間帯を把握するのをサポートするもので,リアルタイムで結果を提供することを目的としています.この検査は新型コロナウイルスの検査に似た形式で,メラトニンのレベルを追跡します.メラトニンは体内のリズムに合わせて分泌されるホルモンであり,睡眠サイクルに大きな影響を与えます.このプロジェクトは米国宇宙航空局(NASA)の一部の資金援助を受け,WSUの研究者であるアンニー・ドゥ氏によって開発されました.この検査は,紙の上に針で少量の血液を採取するだけで,10分以内にメラトニンのレベルを測定することが可能です.この迅速な結果により,宇宙飛行士は体が自然に眠りたい時間帯に合わせた作業スケジュールを組むことが可能になります.ドゥ氏はこの技術の応用範囲が宇宙に限らないと語っています.医療従事者,医師,看護師,軍人,災害対応者など,シフト労働を行う人々にも役立つと説明しました.「こうした人々の健康状態をモニタリングし,作業スケジュールをより賢く組むことが可能になります」とドゥ氏は述べました.また,ドゥ氏は火災煙の影響を追跡するための検査も開発しており,消防士にも活用されています.

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