州兵グーティング氏殉職、ワシントン州旗が半旗

2025/12/23 22:32

ワシントン州旗、州兵グーティング氏の殉職を悼み半旗掲揚

オリンピア、ワシントン州 – 州兵タラ=マリーサ・グーティング氏が職務中に殉職したことを悼み、12月19日に発生した事件を受け、12月27日(土)にワシントン州全域で州旗が半旗掲げられます。これは、故グーティング氏の功績を称え、哀悼の意を表すものです。

ボブ・ファーガソン州知事は、州機関施設において、業務終了時または日没まで旗を半旗掲げるよう命じました。この措置は、州民全体がグーティング氏の犠牲を追悼する機会を提供することを目的としています。

ファーガソン知事は、「深い悲しみ」を表明し、グーティング氏の死を悼みました。アメリカでは、州知事のこのような声明は、公的な哀悼の意を表す一般的な形式です。

12月19日の夜、グーティング州兵はポート・オブ・タコマ・ロード付近の州道509号線での交通事故に対応中に、車両に衝突され、別の車両に巻き込まれ、殉職しました。州道509号線は、タコマ港へのアクセス路として重要な役割を担い、物流の要衝でもあります。現在、逃走した車両の運転手の捜査が行われています。

グーティング氏は29歳で、ハワイ州ホノルル生まれ、ミリラニ高校卒業です。ハワイ出身であることは、ワシントン州内には多くのハワイとの繋がりを持つコミュニティがあるため、共感を呼ぶ可能性があります。陸軍国民警備隊で信号インテリジェンスアナリストとして8年間勤務した後、ワシントン州兵(WSP)に入隊し、2024年にパトロールアカデミーを卒業、タコマに配属されました。WSPは、ワシントン州の道路交通の安全を守るための重要な組織です。

グーティング氏の殉職は、ワシントン州兵隊の105年間の歴史の中で、職務中に死亡した34人目の隊員という痛ましい出来事です。

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