ワシントン州リーベンワース – 毎年恒例のクリスマスダウンフェスティバルで知られるチェラン郡のリーベンワース市は、週末に予定されていた人気イベント「ビレッジ・オブ・ライツ」の点灯を延期することを発表しました。激しい雨と強風による深刻な被害により、復旧には時間を要すると見られています。
リーベンワース市は、フロントストリートパークで開催される「ビレッジ・オブ・ライツ」の点灯を中止すると発表しました。今週の豪雨と強風の影響で、西部ワシントン州全体で河川の氾濫、土砂崩れ、倒木が多発し、交通網にも大きな影響が出ています。
市からの発表によると、リーベンワース市の電力網は深刻な影響を受け、チェラン郡の5,000人以上の住民が停電に見舞われています。特に市内の住宅地では、倒木や電線切断による被害が広範囲に及んでいます。市当局は、「住宅地の安全確保、医療機関への電力供給、そして住民への電力供給を最優先とし、電力網への過剰な負荷を避けることが重要です」と述べています。
点灯予定だったフロントストリートパークでは、強風による飛来物や折れた木の枝によってライトが損傷を受けています。
市長のカール・フローリア氏は、「リーベンワースは、世界的に有名な‘ウィルコメン’(歓迎)の精神で知られています。現在、私たちのコミュニティの安全と復旧を最優先事項としています。前例のない規模の嵐による被害に直面しており、デブリの撤去や家庭や重要サービスの電力復旧には時間がかかります。遠方からの友人からの理解とサポートに心から感謝申し上げます。ライトと歓迎は、2月までお待ちしております。」とコメントしました。
市、郡、州の道路が複数箇所閉鎖されており、この地域へのアクセスは制限されています。特に、西部ワシントン州からリーベンワースへ向かう主要ルートであるU.S. 2は、スカイコミッシュ近郊からリーベンワースまで、土砂崩れにより通行止めとなっています。このU.S. 2は、州間高速道路に匹敵する幹線道路であり、アクセス制限は大きな影響を与えます。
駐車場も損傷を受けており、受け入れられる訪問者数が制限されています。この地域は、特に冬の時期には観光客で賑わうため、受け入れ制限は影響が大きいです。
市は、ビレッジ・オブ・ライツを含むクリスマスダウンイベントが来週末に再開できる可能性を示唆しています。
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