メタ社とテキサス州、ユーザーの顔認識情報収集で14億…
テキサス州とハイテク大手のメタ社は、同社がユーザーの顔認識データを無断で使用したとして、記録的な和解に合意した。
テキサス州のケン・パクストン司法長官は、メタ社が住民の同意なしに生体認証データを収集または販売したことにより、州法に違反したと述べたとAP通信は報じている。
テキサス州では、顔認識システムや音声認識システムがデータを取得する場合、企業に許可を得るよう求めている。許可を得ずにデータを収集した場合、企業は違反1件につき最高2万5000ドルの損害賠償を請求される可能性がある、とニューヨーク・タイムズ紙は報じている。
この訴訟は、2011年に導入されたフェイスブックの「タグ提案」をめぐって2022年に起こされたもので、自動的にオンになる顔認識を使って写真に写っている個人をタグ付けしていた。
メタ社とテキサス州、ユーザーの顔認識情報収集で14億
メタは顔認識システムを停止し、10億人以上のユーザーのデータを削除した。
当時、フェイスブックのデイリーアクティブユーザーの3分の1が、このシステムによって顔を認識されていた。
同様の和解は、インスタグラムとフェイスブックの親会社とイリノイ州との間でも成立している。テキサス州、イリノイ州、ワシントン州にはバイオメトリック・プライバシー法があるとニューヨーク・タイムズ紙は報じている。
メタ社とテキサス州、ユーザーの顔認識情報収集で14億
メタ社は不正行為を認めなかったが、声明の中で 「この問題を解決できたことを嬉しく思う。」と述べた。「データセンターを開発する可能性を含め、テキサス州での事業投資を深める将来の機会を模索することを楽しみにしている」。
メタ社に対する訴訟は、テキサス州でのデータセンター開発を含む
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