ボーイング、新CEOを任命…
ボーイング社は、長年航空宇宙業界に携わってきたベテランを次期最高経営責任者に指名し、法的、規制的、生産的な問題で揺れる同社を引き継ぐことになった。
航空宇宙サプライヤーであるロックウェル・コリンズ社の元CEO、ロバート・「ケリー」・オルトバーグ氏(64)が、8月8日付けでデビッド・カルフーン氏(67)の後任としてCEOに就任する予定であると、同社は水曜日に発表した。
ボーイング社は、第2四半期に減収で14億ドル以上の損失を計上したため、新CEOを発表した。ボーイングの民間航空機事業と防衛部門の両方が損失を出したため、損失はウォール街の予想よりも拡大し、収益も減少した。
ボーイング、新CEOを任命
ボーイング社にとって、この不本意な決算は波乱の時を迎えている。同社は、2機が墜落し346人が死亡した「マックス」に関連した不正行為で有罪を認めることで合意した。米連邦航空局は、アラスカ航空機のパネル吹き飛ばしなどのミスを受け、同社への監視を強めている。同社は、製造上の手抜きが安全性を圧迫しているとの内部告発に反発している。
ボーイング、新CEOを任命
同社は生産に支障をきたしているサプライチェーンの問題に対処しており、重要な請負業者であるスピリット・エアロシステムズを再買収することでその問題の一端を解決したいと考えている。また、2機種の新型機マックスと2通路型ジェット旅客機777の大型化を承認するよう規制当局を説得中である。そして、マックスの後継となる新しい単通路機をいつ設計するかという数十億ドル規模の決断に直面している。
オルトバーグは8月8日にCEO兼社長に就任する、
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