シアトルで行われた研究では,車載タッチスクリーンの操作が運転中の横方向移動を42%も増やすことが明らかになりました.ワシントン大学とトヨタ研究機関が実施した調査では,操作性の向上が期待される一方で,運転手がハンドルから手を離す必要がある点が問題視されています.研究を主導したワシントン大学のジェームズ・フォガート教授は「スマートフォンを見ながら運転するのは避けねばならないが,今ではタッチスクリーンが標準装備されている.ワイパーの操作や除霜機能の起動にメニューをスクロールする必要があり,これは安全上のリスクとなる」と語りました.実験では被験者がシミュレーターで操作を行い,記憶テストを実施.スクリーンに点灯するドットをタッチする一方で,車線内を維持する必要があり,センサーで目線や心拍数を追跡しました.結果として,タッチスクリーン操作中には車線を42%も左右にずらす傾向があったことが判明しました.研究チームはデータを活用してタッチスクリーンの安全性向上を図る考えを示し,目視追跡や車載センサーで運転者の認知負荷を把握し,操作性を向上させる提案を行っています.フォガート教授は「我々はすべてタッチスクリーンを使っているので,理解を深めなければならない.安全で使いやすく,楽しみながら操作できるようにするべきだ」と強調しました.
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