タコマ市でICE存在を巡る懸念を訴える町会議開催

2026/02/20 21:48

タコマ市で地域住民がICE存在を巡る懸念を訴える町会議開催

タコマ市内で行われた2時間にわたる町会議では,地域住民や看護師,労働運動団体が,米国移民局(ICE)職員が地元病院内に存在する問題を巡って意見交換を行いました.会場はタコマ都市芸術パフォーマンスセンターで開催され,聖ジョセフ医療センターにおけるICE活動や民間拘留請負会社GEOグループの役割に関する懸念が中心となりました.この会議は「ICEを病院から追い出す」運動の一環として実施され,参加者は拘留された移民が病院に収容されている際の監視や治療の不透明な状況を強く批判しました.

2025年10月,地域活動家らが病院,ICE,GEOグループとの契約が存在することを暴露し,拘留移民の監視が可能であることを明らかにしました.同年同月,西海岸移民処分センター所属のICE請負職員が聖ジョセフ医療センターのトイレに銃を放置した事件が発覚.当時,ワシントン州看護師協会は状況を「患者やスタッフ,訪問者にとって極めて危険な状態」と評しました.病院側は「移民法執行活動に参加せず,移民ステータスやその他の個人的特徴に基づく差別は行わない」と声明を発表.法執行官が法に基づいて来訪する際は,患者プライバシーを保護し,安全を確保するためのプロトコルを遵守すると述べました.

この町会議は,移民拘留と医療ケアに関する広範な監視を背景にしています.先週,米国連邦裁判所はフィリピン移民の拘束を無効と裁定し,ICEの拘留中に医療放棄が起きたためと判断しました.また,米国国土安全部(DHS)は2025年1月,病院や学校,教会などの「敏感な場所」での移民取締活動を制限する以前のガイドラインを廃止しました.DHSは,移民取締官が「常識」に基づいて柔軟に対応できるようにするとしています.会議の主催者は今後も病院経営者や公職者に,医療現場での移民取締政策について明確な説明を求め続ける予定です.

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