タコマで少年死亡!42歳男を殺人容疑で起訴

2025/12/08 11:05

タコマで少年死亡させた路上暴走事件、42歳男を殺人容疑で起訴

ワシントン州タコマ – タコマ在住の42歳男性が、先週イースト・タコマで発生した路上暴走事件で14歳の少年を死亡させたとして、第一級殺人罪で正式に起訴されました。事件は、車両同士の衝突を伴うものでした。

検察側の発表によると、ニコラス・バジャー・プラザー被告(42歳)は12月5日、自身のピックアップトラックから発砲し、頭部に銃弾を負った少年(C.L.と文書に記載されている)を射貫しました。少年は病院に搬送されましたが、残念ながら死亡が確認されました。

タコマ警察は午後3時頃、「車両同士の衝突」という通報を受け、現場に急行しました。警察官が到着した際、キア・スポルタージュを運転していた少年は重傷を負い、単独で現場にいました。衝突直後、同乗者4名は車両から逃走しました。監視カメラの映像からは、少年が射撃された後、一時停止し、キアに転がり込み、同乗者が逃走する様子が確認されました。

逮捕状の記載によれば、被害少年は数ブロックにわたって危険な運転をしていたとのことです。目撃者や同乗者の証言によると、スピードを出し、交通ルールを無視して車線変更を繰り返したり、他の車両を追い越そうとしていたそうです。彼らは、キアがプラザーのシボレー・シルバラードのような大型の黒いピックアップトラックに追いついたと語っています。

両車両がイースト64丁目の近くに近づくと、同乗者によると、プラザーとキアの前席乗員が赤信号で停止している間に口論を交わしたと報告されています。信号が変わって交通が再開した際、キアの乗客がプラザーにペッパー・スプレーをかけようとしたと述べています。捜査官によると、両車両が窓を開けて通過する際に、乗客がペッパー・スプレーをかけようとした直後に銃声が聞こえました。

警察は、プラザーの自宅から、現場で発見された弾薬の口径とブランドに一致する銃器を回収したと発表しました。検察側によると、プラザーは事件後、自宅に運転して帰った後、弁護士を通じてタコマ警察署に自首するよう手配しました。彼は自首後、供述を拒否しました。現在、ピアース郡刑務所に収監されています。

プラザー被告は月曜日に出廷する予定です。

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