スティーブ・バノン、4カ月の実刑判決で出頭…
ドナルド・トランプ前大統領の盟友であり顧問であったスティーブ・バノンが月曜日、4ヶ月の実刑判決を受けるために出頭した。
黒塗りのSUVを降りたバノンは、支持者や反対派に手を振りながら、「諸君、元気かね」と微笑んだと『ニュース12コネティカット』が報じた。
インディペンデント』紙は、バノンは刑務所の外で自らを「政治犯」と呼んだと報じた。また、「今日刑務所に入ることを誇りに思う」とも語ったとUSAトゥデイ紙は報じている。
ロイター通信によると、バノンは1月6日の国会議事堂襲撃事件を調査する委員会が発行した召喚状を無視したため、2件の議会侮辱罪で有罪判決を受けた。
CNNによると、バノンは弁護士の助言に基づいて行動しているとして、委員会に書類を渡すことも、委員会の前で証言することも拒否したという。
有罪判決は2022年に言い渡されたが、バノンは上訴し、上訴手続き中は刑の執行を延期するよう最高裁に嘆願するまでに至った。
スティーブ・バノン、4カ月の実刑判決で出頭
バノンはコネチカット州ダンベリーの連邦刑務所で服役するとCNNは報じた。バノンは、議会侮辱罪で服役する2人目の元トランプ顧問である。一人目はピーター・ナヴァロで、同じく4カ月の実刑判決を受けた。ナヴァロは今月末に釈放される予定だ。
自首までの数日間、バノンは自身の人気ポッドキャストで先週、「刑務所に入ったら今よりもっと権力を持つことになる」と語った。
獄中でも政治的権力を保持するという彼の主張とは裏腹に、彼はインターネットにアクセスすることはできないが、添付ファイルを含まない電子メールを送ることはできる。メールは監視され、遅延して送信される。また、壁掛けの電話を使って、15分単位で外の世界にアクセスすることができる。
ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、バノンは「通りを横切って降伏する」と言う前に、刑務所の外から2時間のポッドキャストを流し、「ウォー・ルーム」番組の最後の放送を行った。同番組は今後4ヶ月間、ジャック・ポソビエックがゲストホストを務める。
スティーブ・バノン、4カ月の実刑判決で出頭
バノンは11月の選挙の数日前に釈放される予定だ。
また、USAトゥデイ紙によると、彼には6,500ドルの罰金が科せられた。
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