シアトル:週末は雨・風・雪に注意!沿岸部浸水も

2025/12/06 03:36

シアトル:週末は雨と風、山間部では大雪、沿岸部では高潮による軽微な浸水に注意

気象学者クレア・アンダーソン氏によると、シアトルは金曜夜から週末にかけて、より多くの雨、山岳地帯の雪、そして強い風に注意が必要です。特に、満潮が正午頃に予想されるため、沿岸部では軽微な浸水が発生する可能性があります。お住まいの地域が海岸線に近い方は、潮の満ち引きに注意してください。

今週前半は、大気河川の影響により大雨が予想されており、河川の氾濫や広範囲な洪水に警戒が必要です。この「大気河川」とは、大量の水蒸気を携えた非常に強い低気圧で、日本でいうところの「ラムダ」のような現象です。

今夜は気温が下がり、標高の高い山岳地帯では雪が強まるでしょう。また、今夜から土曜日にかけて、にわか雨が降ります。カスケード山脈地域では、標高約1200メートル(4000フィート)以上の地域で、冬の注意報と警報が土曜日の午後10時まで発令中です。特に、スティーブンス・パスやホワイト・パスなどの峠道を利用する地域では、大雪による運転への影響が予想されます。これらの地域は冬季にチェーン規制がかかりやすい場所です。

ピュージェット・サウンド低地では、今夜から真夜まで風に関する注意報が発令中です。風速が時速72キロメートル(時速45マイル)に達する可能性があります。強風の日は、屋外での活動を控え、飛散物にもご注意ください。

ワシントン州西部では、にわか雨が降るものの、太陽の光が差し込む時間もあるかもしれません。最高気温は暖かく、華氏50度前後(摂氏10度前後)まで上がります。

今週を通して、大気河川の影響により、河川の氾濫や洪水が発生する可能性があります。洪水注意報は、日曜日の午後から金曜日の午後まで発令されます。

土曜日から来週にかけては、風が強く、気温も高く、雨も多くなるでしょう。雪線は高く保たれるため、峠の心配は少ないと予想されます。河川の状況を注意深く監視し、引き続き最新の情報にご注目ください。

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