シアトル警察官過失事故、家族と和解で補償金

2026/02/11 17:21

シアトル警察官の過失事故、家族と和解で補償金支給決定

2023年1月23日に横断歩道で発生した警察車両衝突事故により死亡した23歳のジャハナヴィ・カンダラさん。その家族が市側と和解し、補償金を受け取ることになりました。具体的な金額は公表されていませんが、家族は2024年2月に市の責任を問う訴訟を提起していました。この和解は今週、正式に成立しました。

告訴では、事故を起こした警官ケビン・デイブ氏の行動が焦点となりました。デイブ氏は「適切な採用がなされず、適切な留任がなされなかった」として市の責任が問われました。同氏は2024年1月6日に市から解雇されました。

事故当日、デイブ氏は薬物過剰摂取の通報に対応中、速度制限を大きく超えた状態で走行していました。調査では時速74マイル(約119キロ)で、南ラック・ユニオン地区の25マイル(約40キロ)の速度制限区域を走行していたことが判明しました。カンダラさんは横断歩道に入り、ダッシュカメラ映像で衝突前数秒間の歩行が確認されました。

デイブ氏は警告灯は点灯していたものの、サイレンを鳴らさず「チリン」という音を鳴らしたことが分かりました。SPD(シアトル警察)のマイケル・ミチャウド副警監は手紙で、「迅速に対応しようとした意図は、人命の喪失と信頼の喪失を補償するものではない」と述べました。

事故では4つの違反が確認されました。速度制限の遵守、サイレンの使用、横断歩道の確認、危険な操作が含まれ、デイブ氏は解雇された2人の警官の中でも唯一の人物でした。事故現場で同僚だったスー・ラーラーさんは、カンダラさんの年齢を誤って26歳と述べ、笑いながら電話でコメントする映像が残されています。その後「11,000ドルの支払いを市に任せればいい」と発言したとされています。

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