シアトル春の渡り鳥,1000万羽飛行

2026/04/30 07:14

シアトル春の渡り鳥1000万羽飛行

シアトル周辺の夜空では,今夜から数日間,1000万羽以上の鳥が飛ぶことで,春の渡りシーズンのピークを迎える予定です.鳥の移動を研究するBirdCastのデータによると,木曜日の夜にはアメリカ全国で1億6000万羽以上の鳥が移動し,そのうちワシントン州には約5300万羽が通過すると予想されています.春と秋の時期には,アメリカの各地で数十億羽の鳥が夜間に飛行します.ワシントン州では,春の渡りシーズンは4月下旬から5月中旬にかけてピークを迎え,秋の場合は9月中旬から10月初頭がピークとされています.

BirdCastと Purdue 大学の AeroEco Lab は,レーダー,大気データ,モデル,歴史的な記録など多くのツールを使って鳥の移動を研究しています.これにより,飛行パターンや人工光や人口が移動に与える影響を理解することができ,移動のピーク時期や鳥がどこで休憩するか,そして私たちがどのようにして鳥の移動を支援できるかを知るきっかけとなっています.

研究では,鳥にとって最も大きな脅威の一つが人工光であることが分かっています.明るく照らされたビルやその他の人工光は鳥を引きつけるだけでなく,混乱や疲れ,さらにはビルとの衝突につながる可能性があります.そこで,私たちがこれらの羽の旅人を助けることができるのです.

科学者たちは,移動のピーク時期に,午後11時から午前6時まで非必需的な電灯を消したり暗くしたりする「Lights Out(ライトアウト)」運動に参加することを呼びかけています.また,ビルや窓を鳥にとって安全な環境にするのも,衝突を防ぐための重要な取り組みです.

AeroEco Lab が提供する移動予報によると,ライトアウト警戒レベルは「HIGH(高)」となっています.また,東部ワシントンでは「LOW(低)」ですが,西部と中部ワシントンでは「MEDIUM TO HIGH(中程度から高)」となっています.

BirdCastとAeroEco Labのツールを使って,毎晩の移動データをリアルタイムで確認することもできます.

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