シアトル周辺の夜空には,今後数日間で1000万羽以上の鳥が飛ぶと予想されています.これは,ワシントン州が春の渡りシーズンのピークを迎えるためです.BirdCastのデータによると,木曜日夜には米国全体で1億6000万羽以上の鳥が渡り,そのうちワシントニグ州には約530万羽が通過すると予測されています.春と秋の季節には,米国を横断する鳥の渡りが行われ,主に夜間に進行します.ワシントン州では,春の渡りシーズンは通常4月下旬から5月中旬にかけてピークを迎えます.秋の渡りシーズンは,9月中旬から10月上旬にかけてピークを迎えるとされています.
BirdCastと Purdue 大学の AeroEco Lab の研究者たちは,レーダー,大気データ,モデリング,歴史的記録などのツールを用いて鳥の渡りを研究しています.これにより,飛行パターンや人工光や人口が渡りのパターンに与える影響を理解することができました.この研究のおかげで,渡りのピーク時期や,鳥がどのタイミングでどこで休むか,そして私たちがどのようにして鳥の移動をサポートできるかが明らかになりました.
研究者たちは,渡り鳥にとって最大の脅威の一つが人工光であると指摘しています.明るく照らされたビルやその他の人工光は,鳥を引きつけたり,混乱させたりして,疲れや衝突のリスクを高めます.そのため,私たちも「Lights Out(ライトアウト)」運動に参加し,渡りのピーク時期に午後11時から午前6時まで非必需的な照明を消したり暗くしたりするよう呼びかけています.また,ビルや窓を鳥に優しいデザインにすることで,衝突を防ぐこともできます.
AeroEco Lab が提供する渡りの予報によると,ライトアウト警戒レベルは「HIGH(高い)」となっています.また,東部ワシントンでは「LOW(低い)」ですが,西部と中部ワシントンでは「MEDIUM TO HIGH(中程度から高い)」となっています.BirdCastとAeroEco Lab のツールを使用することで,毎晩のリアルタイムの渡りデータを追跡できます.
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