シアトル市長のカティ・ウィルソン氏は火曜日に開催された市政報告演説で,銃乱射事件や住宅問題といった課題に加え,ワールドカップなどの国際的な機会について語りました.演説はランガストン・ハグス芸術演劇研究所で行われ,この建物はかつてワシントン州最古の正教会寺院として建設された歴史ある施設であると紹介されました.
「私たちの権利はさまざまな方向から脅かされている今,国レベルで後退しているような気配が見られる.このようなときこそ,歴史を振り返り,類似の局面を何度も乗り越えてきたことを認識することが重要です.」とウィルソン氏は述べました.この後,シアトル市内の銃乱射事件,ラインヤービーチ高校での生徒2人の死亡,チナタウン国際地区やパイオニアスクエアでの銃撃事件を挙げ,深刻な状況を強調しました.
子どもたちの未来をより良くしたいと語るウィルソン氏は,市警察局(SPD)が深夜の地域巡回を再開すると表明.また,危険な状態を引き起こす不動産所有者に対する法的措置を検討するとともに,銃犯罪対策として市内各部門や県との連携を含む包括的な戦略策定を進める方針を示しました.
ホームレス対策では,ボールド・エンカンプメントの撤去作業で6人の住民を住宅に移住させたものの,依然として住宅や支援施設の不足が指摘されています.住民の生活環境改善を優先しつつ,公共空間の利用可能性を確保するバランスを追求する姿勢を強調しました.
また,シアトル市が米国移民検査と関税庁(ICE)の活動を受ける可能性に備えるため,移民支援機関の活動強化や私有地への連絡ボードの設置を推奨するウェブページを準備.CCTVカメラの導入検討も進めるとしています.
住居費の問題(affordability)については,6桁の収入がなくてもシアトルで暮らせる都市を目指し,住宅,保育,食料,小規模事業支援の4本柱を掲げました.オンライン賃貸者調査の受付期限は来週金曜日までとし,不動産業者との協議を通じて低所得者向け住宅の拡充を目指す方針を示しました.
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