ワシントン州シアトル・タコマ国際空港(SEA)は、現在進行中の政府機関閉鎖の影響を受け、一部のフライト削減が見込まれている。NBCとCNNが報じた。
連邦航空局(FAA)は水曜日、航空交通管制官への負担増により、全国で航空交通量を10%削減する計画を発表した。航空交通管制官やTSA職員など、連邦政府の職員は政府機関閉鎖の間、給与が支払われていない。この閉鎖は、米国史上最長となっている。
CNNによると、フライト削減の影響を受けるのは、国内で最も混雑した空港の40ヶ所であり、SEAもその中の一つと見られている。削減は金曜日から始まる可能性がある。これらの空港から運航する航空会社に対しては、FAAの削減規模に合わせて運航スケジュールを共同で削減するよう要請されている。
FAAは、影響を受ける空港の正式なリストを明日午前中に発表する予定だ。
今回の政府機関閉鎖は、2025年現在、米国史上最長となる40日近くに達している。民主党と共和党は、オバマケア保険の補助金など、多くの問題で対立しており、合意に至っていない。
また、この閉鎖は、連邦職員だけでなく、SNAP(フードスタンプ)の受給者にも混乱を引き起こしている。トランプ政権は、政府機関閉鎖の間、11月の受給者への資金提供を差し止める可能性を示唆したが、連邦地方裁判所は、政権に対し資金をリリースするよう命じた。しかし、受給者が通常受け取る時期よりも数週間遅れる可能性がある。
Twitterの共有: シアトル・タコマ空港、政府機関閉鎖で一部運航停止へ


