シアトルで活動する太平洋イルカ観察協会(PWWA)は今週,2025年の観測および哨戒行動に関する報告書を発表しました.この報告書により,2024年と比べて観測件数が増加したことが明らかとなりました.PWWAのアプリを通じて,サリッシュ海周辺でイルカや野生動物,保護行動に関する報告は合計5万323件となり,2024年の4万4933件に比べて12%増加しています.これらの報告は,研究者やフェリー船長,プロの船のパイロット,緊急対応船,カナダ海事保安庁の海洋哺乳類担当,米国海事保安庁のクジラ担当など,さまざまな関係者から寄せられています.2025年にはビッグスクジラが342日間観測され,次いでハムパックが314日間観測されました.一方で,ミンケやグレイクジラなど他のクジラ種は154日と147日と,大幅に減少しています.また,2025年には保護行動も増加し,他の船のスピードを落とす,有害なごみを水から除去する,または病気や絡まって苦しむ動物を当局に通報するなどの行動が行われました.その結果,2025年の哨戒行動は1429件となり,2024年比で約100件増加しました.そのうち68%が他の船に対して直接連絡する行動で,472件の海洋ごみ除去が行われました.このうち最も多く見られたのはバルーンでした.この報告書は,2026年のイルカ観察シーズンのピークを迎える前に行われました.
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