カスカディア・リサーチ・コレクティブによると,ワシントン州では今年の4月にかけてグレイ・ホエールの打ち上げが続いており,これは「心配なほど多い」とされています.4月28日現在,海岸沿いでの打ち上げは合計16頭となっています.そのうち,4月だけで13頭が打ち上げられました.研究者らは,調べたホエールの多くで栄養不足が見られたと指摘しています.
4月のはじめには3頭のホエールが海岸近くで見つかったため,専門家に話を聞いたところ,ホエールが餌を探すのが難しくなっていると語っていました.オーラ・ネットワークのプログラム・ディレクターであるステファニー・レイモンド氏は,アラスカの水温が上がることで,ホエールの餌の供給が影響を受けていると説明しました.「我々が考えているのは,アラスカの水温が上がることで,ホエールの餌の供給が減少していることです.そのため,ホエールが餌を探すのがますます難しくなっているのです.」とレイモンド氏は語りました.
1か月後,カスカディア・リサーチ・コレクティブはこの見解を共有し,さらに「栄養状態が悪化しているだけでなく,少なくとも4頭のホエールには船と衝突した傷跡が見られ,1頭には最近の漁具の絡みの痕跡が確認されたものの,漁具はすでにホエールから外れていました」と付け加えました.カスカディア・リサーチ・コレクティブは,打ち上げの情報を更新するための作業リストをウェブサイトに掲載しており,情報が入れば更新していく予定です.「まだ打ち上げシーズンの初期段階なので,今後さらに多くの打ち上げが予想されます」と彼らは述べています.
海洋哺乳類の打ち上げを見つけた場合は,西海岸海洋哺乳類打ち上げネットワークのホットライン「1-866-767-6114」に連絡してください.
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