ウッドランド・パーク動物園、最後のマレーバクに別れを…
動物園関係者によると、ウッドランド・パーク動物園は、今月末にフレズノ・チャフィー動物園に移される12歳のメスのマレーバクとの別れを間近に控えている。
2013年からウッドランド・パーク動物園に生息していたウランは、カリフォルニア州フレズノの新しい家に向かう前の8月27日に、同動物園のTrail of Vines生息地に最後の姿を現す。
フレズノ・チャフィ動物園では、オスのバク、ウィリウムと一緒にキングダムズ・オブ・アジアの生息地に入り、最終的にはペアのバビルーサと同居することになる。
マレーバクは最も古い大型哺乳類のひとつで、その姿は数百万年前からほとんど変わっていない。
ウッドランド・パーク動物園、最後のマレーバクに別れを
体重は軽量の馬と同じくらいで、葉や果実を摘み取るために使う独特の鼻があることで知られている。
また、バクは泳ぎが得意で、しばしば鼻をシュノーケルのように使う。前足が4本、後ろ足が3本と奇数であることから、馬やサイと近縁である。
ウランは、娘のセンプルナが今年初めにカルガリー動物園に移った後、ウッドランド・パーク動物園の唯一のバクとなった。
ウッドランド・パーク動物園、最後のマレーバクに別れを
フレズノへの移動は、マラヤバクの種保存計画の一環であり、野生で残っているこの絶滅危惧種の生存を確実にすることを目的としている。
ウッドランド・パーク動物園の動物学芸員であるエリン・サリバンは、ウランがフレズノに移されたことについて複雑な心境を語った。
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