小学5年生がクラスメートの給食費の借金を募金活動で返済
小学5年生がクラスメートの給食費の借金を募金活動で返…
ミズーリ州ブルー・スプリングス発-ミズーリ州西部の小学校に通う生徒たちは、夏休みを迎えるにあたり、未払いの給食費の支払いを心配する必要はない。5年生のクラスメートがツケを払ってくれたのだ。
カンザスシティ郊外のブルースプリングスにあるトーマス・ウルティカン小学校の生徒、デーケン・クレイマー君は、クラスメートの未払い金、そして地域の高校の未払い金をなくすために、7300ドル以上を集めたとKMBC-TVが報じた。
「彼は、ここトーマス・ウルティカンで、私たちが子供たちに教えている遺産を残したいと思ったのです」と、クレイマー君の担任のクリスティ・ヘイリー先生は木曜日にテレビ局に語った。
CNNが報じたところによると、11歳の少年の当初の目標は3500ドルの募金だった。しかし、その2倍以上の金額が集まったため、残りは近くのブルースプリングス高校に寄付されたという。
小学5年生がクラスメートの給食費の借金を募金活動で返
「小学生の子どもたちは、自分の名前に借金が結びついてはいけません」と、少年の母親ヴァネッサ・クレイマーさんはCNNに語った。「給食費などの借金があると、プロムへの参加や卒業式で歩けなくなる高校があることを知りました。
「どうしようもない家庭もあります。返済できないのです」。
デイケンは、母親のフェイスブックのアカウントに投稿されたビデオを使い、こう訴えた。
小学5年生がクラスメートの給食費の借金を募金活動で返
「感謝の気持ちを表すために何かしたい。「友人や家族、地元の企業に、できる限りの寄付をするよう呼びかけています」。
ヴァネッサ・クレイマーは学区の職員に連絡を取り、給食費の負債がどれくらいあるのか調べた。