スノqualミー 積雪不足!早期オープンに暗雲

2025/12/11 15:37

スノqualミー スキー場、大気河川の影響で積雪不足 – 今シーズンの見通しに影

ワシントン州 – スノqualミー スキー場での早期シーズンの期待が、今週のAtmospheric River(大気河川)の影響で大きく揺らいでいます。この影響により、ワシントン州の山々は記録的な豪雨に見舞われ、積もり始めた雪が洗い流されてしまいました。

2025年12月11日、スノqualミーでは雪の少ない丘陵地帯が確認されました。(スノqualミー提供)

5年ぶりにアルペンタルの麓まで雪が届いた10月からの楽観的な見通しとは裏腹に、木曜日のリゾートのウェブカメラの映像は、多くの場合、積雪不足の斜面を示していました。アルペンタルの山の中腹にはわずかな雪が残っているものの、スノqualミーの初心者エリアは、人工雪の湿った塊で覆われています。これは、特に早期シーズンの雪に期待を寄せていたスキーヤーやスノーボーダーにとって、落胆のニュースと言えるでしょう。

La Niña(ラニーニャ現象)の影響による寒冷で雪の多い冬が期待されていましたが、最近の温暖な気候と豪雨により、その期待は大きく後退しました。特に、スノqualミー公式X(旧Twitter)アカウントが10月12日に「アルペンタルの麓で早い時期に雪が降ったことは、強くて雪の多い冬になる兆候かもしれません」と投稿したことで、オープンへの期待が高まっていたため、今回の状況はより一層残念に感じられます。

Ski Centralの10年間の平均によると、スノqualミーは通常12月12日にオープンしますが、自然雪の不足と、大規模な積雪を作るには気温が高すぎるため、リゾートはまだオープン日を発表していません。現在、スキーヤーやスノーボーダーは、天候の予報を注意深く見守り、今後の状況に期待を託すしかありません。山々は今週の豪雨からの回復を試みている状況です。

【補足】ワシントン州では、2026年に賃金の上昇や高級車の税金、プラスチック袋の利用料金の引き上げなど、様々な法律の改正が予定されています。また、ワイルドウェーブス遊園地は2026年に閉園し、リーベンワースではチャーターバスの故障により、多くの人が立ち往生する事態も発生しました。さらに、ダウンタウン・シアトルで高齢女性が襲われ、犯人が逮捕される事件や、ワシントン州フェリーの老朽化した艦隊の更新計画など、様々なニュースが報じられています。

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