シアトル – キング郡検察庁は、今月5日にシアトル市中心部で高齢女性を無差別に襲撃し、顔の骨折と右目の失明という重傷を負わせたとして、42歳の男が第一級暴行罪で起訴されたと発表しました。男は現在、保釈金100万ドルの身代金が設定され、拘留中です。
起訴状によると、Fale Vaigalepa Peaはジェームス・ストリート付近の3丁目の歩道を歩いており、75歳の被害者は道路の角で横断を待っていました。Peaは手に持っていた大きな木製の板(バットのような形状)で女性の顔面を殴り、その後現場から立ち去ったとされています。目撃者からの情報では、Peaは木製の板を「野球のバットのように」振りかざしたとのことです。
この木製の板には金属製のネジが突き出ており、女性が地面に倒れた際に頭と顔を切り傷しました。現場に駆けつけた救急隊員と、近くにいた人々によって女性は救助されました。
事件はキング郡裁判所の監視カメラによって記録されており、その映像は証拠として提出されています。
キング郡保安官事務所の警官が、事件直後にPeaを逮捕しました。Peaは過去に、2024年に軽犯罪による暴行で有罪判決を受けており、2023年には4回、2020年にそれぞれ暴行事件を起こしています。
被害者の息子は警察に対し、母親は鼻骨折、頬骨折、そして右目の失明という結果になったと説明しました。また、右目の視力を回復する可能性は10%に過ぎず、将来的に眼球を取り除く必要があるかもしれないと語りました。この事件は、シアトル市中心部における安全に対する懸念を改めて浮き彫りにしました。
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