シアトル – シアトル市長選出のキャティ・ウィルソン氏が火曜日、就任まで残り1か月という節目に、上級スタッフチームを発表しました。このチームは、地域活動家や多様な団体のリーダーを多数起用し、11月に立ち上げた60名規模の移行チームと同様の構成となっています。
ウィルソン氏は「このチームは、シアトルを住みやすく、働きやすく、子育てしやすい素晴らしい都市にするために、すぐに取り組むことができる、実績のある人材たちです。地域との強固な繋がり、問題解決能力、そして何よりも、具体的な成果を上げてきた経験を持っています。」と述べています。
【発表された上級スタッフメンバー】
今回発表された上級スタッフは7名で、そのうち1名は移行チームから抜擢された人物です。
**ケイト・ブルーネット・クルーザー (Futurewise)**
ケイト・ブルーネット・クルーザー氏はウィルソン氏のチーフ・オブ・スタッフに就任します。住宅価格の安定、気候変動対策、労働者の権利擁護など、地域社会への貢献実績が豊富な活動家兼政治戦略家です。Futurewiseでは広報部長を務め、2018年から2022年までウィルソン氏のTransit Riders Unionの会計も務めました。Transit Riders Unionは、公共交通機関の利用促進を目的とする団体です。
**ジェン・チャン**
ジェン・チャン氏は、部署の責任者である部署長に任命されました。25年間、シアトル市役所で勤務し、シアトル・シティ・ライトのチーフ・オブ・スタッフ、財政・行政サービス部のアシスタント部署長兼アシスタント財務長、公園・レクリエーション部の代行副 superintendent、市長室のシニア・オペレーション・マネージャー、市長室の政策・財政アドバイザーなどを歴任しました。シアトル住宅公団の副執行理事も務めました。
**セフェリアナ・デイ・ハセガワ**
セフェリアナ・デイ・ハセガワは広報部長に任命されました。政治広報戦略家であり、以前はシアトルの計画・地域開発局で広報を担当しました。ティム・バーゲス氏、エリザベス・ウォーレン氏、プラミラ・ジャヤパル氏の選挙キャンペーンや、Working WashingtonやFight for $15の初期段階の組織活動にも携わっています。Fight for $15は、最低賃金15ドルを求める運動です。
**アレックス・ガロ=ブラウン**
アレックス・ガロ=ブラウンは地域関係部長に任命されました。シアトル生まれで、ウィルソン氏の市長選挙キャンペーンを管理しました。UFCW 3000のEssential Workers Organizing Academyの創設責任者も務めました。Essential Workers Organizing Academyは、エッセンシャルワーカーの権利擁護を目的とした教育機関です。
**アリ・ペヌッチ**
アリ・ペヌッチは市予算局長に任命され、公的政策および予算で17年以上の経験を有しています。現在、ワコーム郡の副執行理事を務め、以前はシアトル市議会中央スタッフの副部署長を務めました。ワコーム郡はシアトル近郊の郡です。
**ブライアン・スラット (Greater Seattle Partners)**
ブライアン・スラットは副市長に就任しました。ウィルソン氏の移行チームを共同議長を務めた人物です。Greater Seattle Partnersは、ビジネス、国際貿易、地域産業に焦点を当てた組織です。クライメット・プレッジ・アリーナの建設に関する12億ドルの合意を交渉し、市長室の政策・イノベーション局で政策責任者として、最低賃金を15ドルに引き上げる政策を主導しました。
**ニコール・バレスティロ・ソーパー**
ニコール・バレスティロ・ソーパーは政策・イノベーション局長に任命されました。Puget Sound Sageの政策責任者として、シアタクル・タコで初めての最低賃金15ドルを交渉し、シアトル独自の最低賃金法を確立したIncome Inequality Advisory Committeeにも参加しました。Income Inequality Advisory Committeeは、所得格差に関する専門家会議です。
【今後の予定】
ウィルソン氏は2026年1月4日にシアトルの次期市長として正式に就任します。
【関連情報】
情報源:キャティ・ウィルソン氏の選挙キャンペーン事務所
Twitterの共有: キャティ・ウィルソン市長、地域との繋がりと実績を重視した要職スタッフを発表

