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ペースメーカーオオカミのパイオニア、シーラがシアトルのウッドランド・パーク動物園で死亡

ペースメーカーオオカミのパイオニア、シーラがシアトルのウッドランド・パーク動物園
Last Updated: 2024年10月26日By
ペースメーカーオオカミのパイオニア、シーラがシアトル…

ウッドランド・パーク動物園は、最後のハイイロオオカミ、シーラの死を発表した。シーラは14歳のメスで、同種のオオカミとしては初めてペースメーカーを装着したことで知られているが、飼育員によって生息地で死んでいるのが発見された。

この種としては高齢であったため、シーラの健康状態は動物園の獣医チームの注目の的であった。動物園によれば、ハイイロオオカミは通常、人間の世話で11、12歳まで生きる。

ウッドランド・パーク動物園のシーラ(ジェレミー・ドワイヤー=リンドグレン)

2010年4月にニューヨーク州立トンプソンパーク動物園で生まれたシーラは、その年の秋にシアトルの動物園に移された。シーラは3匹の姉妹とともにシアトル動物園にやってきたが、その姉妹たちもその後死んでしまった。

ウッドランド・パーク動物園の動物衛生部長であるティム・ストームス博士は、シーラの心臓の状態は生命を脅かすものであり、ペースメーカーが唯一の解決策であると説明した。

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ペースメーカーオオカミのパイオニア、シーラがシアトル

6月にOlympic Veterinary Cardiologyと共同で行われた処置の後、シーラは大幅に改善した。「この4ヶ月間、彼女がずっと若いオオカミのように振る舞っているのを見るのは喜ばしいことでした」とストームス博士は語った。

ウッドランド・パーク動物園のシーラ

ハイイロオオカミは70年もの間、ウッドランド・パーク動物園の一員であった。動物園の広報担当者によると、リビング・ノースウエスト・トレイルに新しいハイイロオオカミを導入する計画が間もなく始まるという。

このトレイルには、カナダオオヤマネコやヒグマなど、太平洋岸北西部のさまざまな在来種が生息している。

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