デニーズ、150店舗を閉鎖へ 24時間営業の縮小も検討
デニーズ、150店舗を閉鎖へ…
CNNによると、デニーズは今後1年間で150店舗を閉鎖する計画を発表し、特徴である年中無休の営業時間の短縮を検討しているという。
閉店は2024年末までに50店舗から始まり、2025年にはさらに100店舗が閉鎖される。
これにより、71年の歴史を持つダイナーチェーンは1,375店舗となる。
閉店の影響を受ける具体的な店舗のリストはまだ発表されていない。
デニーズのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・グローバル・ディベロップメント・オフィサーのスティーブ・ダン氏は、「不採算店」を閉店の対象としている、と語った。
デニーズ、150店舗を閉鎖へ
閉店に加え、デニーズはフランチャイズ加盟店に対する年中無休の営業条件を再検討している。
パンデミック以来、約4分の1の店舗が24時間営業を再開していないため、同社はこの長年のルールを緩和することにした。
デニーズの決断は、顧客行動の変化やコストの上昇により、多くのレストランが営業時間を短縮している業界の大きなトレンドと一致している。
ダン氏は、食事の時間帯が早まり、深夜の客足が減るなど、消費者の習慣が変化しているため、一部の店舗では終夜営業が経済的に成り立たなくなっていることを認めた。
その他の変化としては、メニューを97品目から46品目に減らしスリム化したこと、資金繰りに窮した大人が節約のためにキッズメニューを注文するようになったことなどが挙げられる。
デニーズ、150店舗を閉鎖へ
決算発表後、デニーズ株は17%下落した。
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