2023年犯罪報告：…
ワシントン州レイシー発-ワシントン州では昨年、犯罪は全体的に減少したが、憎悪犯罪と車両窃盗の発生率は少年による犯罪とともに上昇を続けた。
ワシントン州保安官・警察署長協会（WASPC）が毎年発表している『ワシントン州の犯罪報告書』でも、州全体の法執行機関の人員配置の問題が指摘されている。ワシントンの警察官総数は増加しているにもかかわらず、住民1000人当たりの警察官数は、全50州およびコロンビア特別区中最下位である。
ワシントン州全体の殺人事件の総数は、2022年から2023年にかけて5.8％減少したが、それでも376件は2019年の87％増である。暴行は2022年からわずかに増加したが、それでも2019年の総数を下回っている。強盗も前年比で減少したが、2019年から21年の水準を上回っている。
2023年犯罪報告：
物的犯罪は全体として2023年に州全体で11.9％減少したという。窃盗と器物損壊・破壊行為の合計は減少したものの、自動車窃盗は2022年から2023年にかけて5.4％増加した。報告書によると、2019年以降、車両盗難は112％増加している。
2023年犯罪報告：
ギャンブル、売春、薬物違反などの犯罪を含む社会に対する犯罪は、報告書によると前年比22.4％増加した。これらの犯罪の80％以上が薬物関連である。ヘイトクライムは6％増の576件。
少年の逮捕件数は2022年から2023年にかけてなんと23.99％も急増し、州全体で7,700件を超えた。逮捕者の半数以上が13歳から15歳だったという。この報告書
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