シアトル市立学校(SPS)のスーパーバイザーであるベン・シュルディナー氏は,6週間の教室での携帯電話禁止策が効果を上げていると語り,今後は州全体での禁止を求める姿勢を示しました.今週水曜日がシアトル市立学校の48,000人以上の生徒たちにとって最終日となります.ワシントン州は,アメリカで携帯電話禁止や制限を規定している州のうち最後の10州の一つです.
SPSは今年5月に初めての携帯電話に関するポリシーを導入しました.生徒たちは携帯電話を保管箱やポーチに入れる必要があり,その解除は一日の終わりに限られます.シュルディナー氏は,「一部の学校ではポーチを使用しており,それらの学校はうまくいっているように思いますが,多くの学校では生徒に『バッグに入れて,見られたら没収する』と伝えています」と語りました.
シュルディナー氏は,ワシントン大学医学部の研究結果を引用しています.その研究では,アメリカの高校生が学校時間中に毎日1時間以上携帯電話を使用していることが明らかになりました.また,ティックトック,インスタグラム,スナップチャットなどのアプリは「注意を奪う吸血鬼」と表現されています.
ワシントン州知事のボブ・フェアガルド氏は,小中学校で「ベルトゥーベル」(授業中携帯電話禁止)の州法を推進しています.高校では昼休みに一部の生徒が携帯電話を使用することができる予定です.「今すぐ実施することで,私とチームにとってこの問題の重要性を示し,州全体で連携を築き,次の立法会期にこの法律を成立させる準備を整えたい」とフェアガルド知事は述べました.
「立法府に行動を起こしてほしい.彼らが最後にこの話題を扱ったとき,『研究する』と答えました.それはまさにシアトル的な答えです」とシュルディナー氏は付け加えました.
シュルディナー氏によると,州法や地域の禁止策がなければ,各学校がそれぞれのポリシーを制定するか,あるいはポリシーを設けないままにしているのです.「その学校では生徒が携帯電話を自由に使用でき,その結果,注意が散漫になり,学習が進まなかったという状況が生じました」とシュルディナー氏は指摘しました.
今後数カ月間,知事とチームは州内各地の学校を訪問し,教師,保護者,生徒と協力して計画を調整していく予定です.
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