宇宙航空研究開発機関(NASA)は,月への再挑戦を象徴する新たなプロジェクト「アーテミスIII」の乗組員を正式に発表しました.このミッションでは,宇宙飛行士のランディ・ブレスニク氏が指揮を務め,欧州宇宙機関(ESA)所属のルカ・パルミタノ氏がパイロットを,NASA所属のアンドレ・ダグラス氏とフレンク・ルービオ氏がミッションスペシャリストとして参加します.また,ボブ・ハインズ氏がバックアップ乗組員として選出されました.全員は即座にオリオン宇宙船の訓練を開始し,ブルー・オリジンとスペースXが開発中のテスト版有人月着陸システムの開発および運用にも携わることになります.NASAのジェレミー・アイザックマン長官は,発表文で「今日,人類が月へ戻るための新たな大規模なステップを踏み出します.アーテミスIIの宇宙飛行士たちが築いた素晴らしい基礎に立ち,さらに前進します」と語りました.アーテミスIIIは来年,地球の軌道上でテストを行い,アーテミスIVによる南極点へのミッションへとつながる次のステップとなります.2028年に実施予定です.スペース・ランチャーシステム(SLS)ロケットはフロリダ州ケネディ宇宙センターからオリオン宇宙船を低地球軌道へ打ち上げ,その後,ブルー・オリジンとスペースXが開発している有人月着陸システムと会合・接続するテストを実施する予定です.
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