シアトルバッテリー社,鉛濃度4倍で罰金

2026/04/09 15:59

シアトルのバッテリー製造会社鉛濃度4倍の違反で22万5千ドルの罰金

シアトルに本社を置くバッテリー製造会社であるダイノバッテリー社は,労働者に危険なレベルの鉛を暴露させたことや安全規則の改善を怠ったため,ワシントン州労働・労働者安全衛生局(L&I)から約22万5千ドルの罰金を科せられることになりました.この罰金は,7月に実施された再調査の結果として明らかとなりました.調査では,同社が12以上の違反を改善しなかったことが確認されました.

L&Iによると,作業場の空気には安全基準の4倍以上の鉛濃度が検出され,これは深刻な健康リスクを示しています.調査では,空気清浄機として知られるエアシャワー内に1インチもの鉛塵がたまっていることが確認され,労働者に有害な塵が飛散していた可能性が指摘されました.また,ランチルームのテーブルでも清掃後も鉛の残りが見つかりました.

鉛への過度な暴露は,神経障害や腎疾患,高血圧,生殖障害などさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります.10月8日にL&Iは作業を即時停止する命令を発出し,危険が解消されるまで作業を停止しました.Craig Blackwood氏(L&I労働安全衛生部長補佐)は,「危険な状況を防ぐためには,作業停止という措置はまれですが,労働者の健康と安全を守るために必要な場合は実施します」とコメントしました.

2月に違反が改善された後,作業停止命令は解除されました.3月9日に,16の違反に対して合計22万4千320ドルの罰金が科せられ,そのうち9件は以前に指摘された問題を改善しなかったためです.ダイノバッテリー社は罰金の異議を申し立てています.この罰金は,労働者賠償補償追加年金基金に充てられ,労働災害の被害者や事故で亡くなった労働者の家族を支援するためのものです.

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