キング郡、キング牧師へ改名までの道のり

2026/01/19 12:29

キング郡、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士の名に改名されるまでの経緯

ワシントン州キング郡は、2005年7月24日、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士への敬意を表し、正式に改名されました。この改名は、長年にわたる郡民の取り組みの末に実現したものです。

郡は元々、1852年にアメリカ合衆国副大統領のラファス・デ・ヴェーン・キングにちなんで名付けられました。ラファス・キング氏は、アラバマ州のプランテーション所有者であり、250から500人の奴隷を所有していたとされています。

1986年、キング郡議会は、郡民の支持を得て、奴隷所有者ではなく、正義を擁護する人物の名を郡の名前に採用する提案を可決しました。この提案は、郡の歴史と価値観を再考する契機となりました。

キング郡議会議長(当時)のラリー・ゴセット氏は、「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士は、社会正義、公平性、そして全ての人々への平等を実現することに人生を捧げた人物です。彼を称えることは、郡にとって非常に意義深いものであり、その実現に貢献できたことを誇りに思います。現在もなお、郡の命名者の重要性を認識し、その功績を称えていることは、大変嬉しく感じています。」と述べています。

改名法案は、州議会の承認と州知事の署名も必要でした。最終的に、クリスティーン・グレゴリー知事は2005年4月に法として署名し、郡の名前の変更は2005年7月24日に正式に施行されました。

元シアトル市長のブルース・ハレ氏は、「郡の歴史を変更することは、象徴的な意味を持ちます。それは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士を称えるという、私たち自身の最良の部分を表現する行為です。彼は非暴力的な抗議活動を支持した人物であり、特に、人々が平和的に信じることに抗議することを奨励する今、それを祝うことは素晴らしいことです。」とコメントしています。

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