ワシントン州レントン – 晴天の月曜日、レントン近郊のレイク・ワシントン周辺では、最近の洪水と嵐が残した爪痕が明らかになっています。レントン空港周辺のレイク・ワシントンでは、数百フィートにわたる流木帯が形成され、地域住民が清掃活動に取り組んでいます。
普段は航空機の離着陸を眺めるのに人気のエリアが、今や大量の丸太が堆積した光景となっています。「こんなに多くの流木を見たことがない」と語る住民もおり、その規模の大きさに驚きを表しています。ペリー・カールウェルさんとシェリル・カールウェル夫妻は、「信じられないほどの水の量です。セドアー川がどれだけの水を運び、このような状態を作り出したのか想像もできません」とコメントしました。特に、12月11日に撮影されたセドアー川から湖へ流れ込む水の映像は、その勢いを示しています。
リサ・ランバートさんも愛犬ココアを連れて散歩中に、ローイングセンター付近の泥や流木に気づき、「異常な状態です。これほど多くの雨が降ったため、このような規模になるのは珍しいです。通常は、この量の半分くらいしか見ません」と述べています。
週末には、ローイングセンターのメンバーや地域住民を中心とした約50人のボランティアが、ボート競技者たちのために清掃を手伝いました。ドック周辺の瓦礫の撤去や、カヤックを利用した丸太の回収作業が行われました。
アメリカ陸軍工兵隊(USACE)は、サウスレイクワシントンに大量の瓦礫が堆積していることを認めています。USACEの報道官は声明で、「セドアー川には連邦政府の航行チャンネルは存在しません。そのため、浚渫作業は地元の責任または私的な責任となり、USACEからの許可が必要です。」と説明しました。さらに、フェリーターミナルや商業施設などの重要な航行インフラの維持を優先するため、レイクユニオン、マーサーアイランド、エリオット湾の瓦礫保持サイトの清掃を優先し、その後にレイク・ワシントン周辺の瓦礫処理体制を整えるとしています。USACEは、直径12インチを超える木製の瓦礫の除去に重点を置き、私有地にあるドックの下の瓦礫の除去は、不動産への損害リスクを避けるために行わない方針です。
清掃作業は困難を極め、「浚渫が必要になるように見える」とペリー・カールウェルさんはコメントしました。住民たちは、今後、激しい雨が再びこの地域を襲わないことを願っています。
(シアトル発)
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