ワシントン州フェデラルウェイ – ワイルドウェーブス・テーマパークは、運営会社のPremier Parks LLCが発表したところによると、2026年シーズン終了後に閉園することになりました。
この広さ約28万平方メートル(70エーカー)のテーマパークとウォーターパークは、1977年にオープンし、長年にわたり地域住民の夏の思い出を彩ってきました。Premier Parks LLCが運営を行っています。
閉園の決定は、COVID-19パンデミックによる影響で生じた「数百万ドル」の損失が大きな要因となっています。パンデミックに伴うロックダウンや、その後の運営コストの増加により、経営状況が悪化したとのことです。
Premier Parksのキーラン・バーク社長兼オーナーは声明の中で、「残念ながら、COVID-19によるロックダウン後再開以来、継続的な運営コストの上昇により、経営は厳しい状況が続いており、2026年シーズン終了時に運営を停止せざるを得なくなりました」と述べています。
ワイルドウェーブスは来年のシーズンを2026年5月23日に開始予定です。一般公開を終了し、ハロウィーンのイベント「Fright Fest」で締めくくる最終日は2026年11月1日に設定されています。
Premier Parksによると、このテーマパークには35名の正社員と約800名の季節労働者が雇用されています。パーク側は、シーズンチケットホルダー、以前に購入された団体イベント、およびチケットパッケージは来シーズンも有効にすると発表しており、影響を受ける利用者のサポート体制を整えている姿勢を示しています。
ワイルドウェーブスの不動産オーナー兼Premier Parksのパートナー、ジェフ・ストック氏は、「このパークは地域社会との深い繋がりがあり、その重要性を認識しています。地域に有意義で永続的な利益をもたらすプロジェクトを計画しながら、敬意を払った移行を確実にするコミットメントです」と述べています。敷地の今後の計画については、「都市および周辺地域にとって有益な目標を持つ、初期段階にあります」と説明し、具体的な内容は今後の計画や地域社会からの意見を反映しながら決定される予定です。
ワイルドウェーブスは、ワシントン州南部のコミュニティにとって、夏のレジャーの重要な拠点の一つでした。閉園は、地域経済や雇用にも影響を与える可能性があり、今後の動向が注目されます。
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